親の居る間に親孝行 オヤノタメは自分のため オヤノタメ活動アドバイザーの 竹友 孝行です。
あなたには、毎日必ず行く場所ってありますか?毎日は言い過ぎかもしれませんが頻繁にいく場所はありますか?例えば、近所のコンビニだったり、ランチによく行く食堂だったり、居酒屋さんだったりといったいわゆる常連客になっているお店はありますか?
私は、常連客とは言えないけど、店員さんに顔を覚えられているお店はあります。そんな店があるとなんとなくその店を友人に紹介したくなったり、ふと食事をしたくなったりしますよね。そんな店はなんだか安心しますよね。
ところであなたは自分の親がよく行くお店とか居酒屋さんとかってご存知ですか?最近、親世代に人気があるのは夜営業をしていたスナックがお昼にも営業し始めて、高齢者を対象にカラオケ歌い放題営業をしているところがあると聞いたりします。意外とそういうところに毎日のように通う高齢者も少なくないようです。
年齢を重ねてくるにつれてまったく出歩かなくなるといった高齢者も多いので、元気に出歩くだけでも健康でいられる証拠だと思いますので、親御さんと離れて暮らしている方も安心できますよね。
また、常連のお店に通っていたからこそ助かったという出来事がありました。それは、沖縄県のカラオケラウンジにいつも夕食を食べにくる70代で一人暮らしの男性が3日前から顔を見せないことを心配したカラオケラウンジの店員さんが地域巡回をしていた警察官に相談したところ、すぐに男性の自宅へと向かいました。
すると、布団の上で意識がもうろうとした状態の男性を発見したのです。すぐに病院へ救急搬送し一命を取り留めたという出来事がありました。これは、地方だからこその事件なのかもしれません。しかし、そういった地域のコミュニティは必要だと思います。普通ではなかなか出来ない気配りだと思います。
都心に行けば行くほどお店側の方が『最近、あの人来ないけど大丈夫かな?』なんて心配しないだろうと思われがちだと思います。しかし、親御さんと離れて暮らしているお子さんが増えれば増えるほど、地域のコミュニティに所属する事で助かる命があると思います。地域のコミュニティは何もサークルじゃなくてもいいのです。このように、常連のお店でも良いと思います。
重要なのは、『そういえば、あの人姿を見せないね』で心配してくれる仲間を近所につくることがとても大事になってくると思います。そういった街づくりが親御さんと離れて暮らす人には安心のツールになると思うので、親御さんに『良く行く店とかあるの?』ってそれとなく聞いてみるのもコミュニケーションを円滑にできる術だと思います
親が年齢を重ねてくると、『私』はどうなってしまうの?となんとなく不安なあなたのためにFacebook上のグループを立ち上げました。気軽に相談したい、興味があるというあなたのご参加を是非お待ちしております。