親の居る間に親孝行 オヤノタメは自分のため オヤノタメ活動アドバイザーの 竹友 孝行です。
最近、お酒と言うのは得てして悪いもののように扱われてしまいがちなのですが、お酒というものは自分が健康であれば、そして、周りも健康であれば悪いものではないと思うのです。
多くの方がコミュニケーションの一つとして利用していると思います。例えば、仕事後の懇親会などは格好のコミュニケーションの場であります。私も参加しているあるコミュニティでは懇親会でお話しした者同士が仕事に発展していったというケースを何度となく見て参りました。
そこへ来て今回、女子高生を自宅に呼び出し無理やりにキスをしたとして、警視庁に強制わいせつ容疑で書類送検されたアイドルグループの山口メンバーの会見を見て思うことはなんとなく『お酒のせい』にしてしまおうとしている会見に見えてしまったことが残念でなりませんでした。
山口メンバー曰く、アルコールで体調を崩し入院していたことを告白したのですが、なんと退院当日から焼酎を1本あけて泥酔していたのだそうです。これはアルコール依存の症状だと疑われても仕方がないと思います。
お酒に酔っていたとはいえ、取り調べでは『覚えていない』と言っているそうで、女子高生に取った行為も『うわさのキッス』にしてしまおうという魂胆なのかなと視聴者に思わせてしまうような内容となってしまいました。
そんな会見を見て多く方々が山口メンバーに対して厳しい言葉を投げかけているのですが、たまたま、情報番組に出演していた元サッカーの日本代表である前園さんもこの事件に関するコメントをしておりました。
実は前園さんもお酒で一度失敗している方ですが、見事復帰を果たしております。そんな前園さんは『彼はお酒だけが原因ではない』という一言からコメントが始まりました。
また、会見を聞いて思ったことは、彼自身考え方を改めなければならないことやお酒を簡単に断てない体になっているのではないかと想像させられる発言があったことを指摘しておりました。
前園さんは、山口メンバーがこのような事件を起こす前にお酒を断てるきっかけはあったのではないかとも発言されておりました。その時出演者の一人から『前園さんはお酒を一生飲まないのですか?』と質問が飛びました。一生と言うと今後のことは分かりませんが『あれからは飲んでいない』という回答でした。
そして、私はその後の前園さんのコメントに『終活の要素』を見つけたました。その要素があったコメントとは『考えた時に、自分の生活にとってお酒は大事なことではないし、今はお酒が要らないという体になっている』というコメントです。
前園さんは将来の自分の生活を見直した時に、お酒が無くても自分の生活に支障がないということが解ったために、スパッと断つことができたと言っているのです。つまり、3年後、5年後の自分を思い返した時に、お酒を飲み続けている自分よりも、飲まずにやりたい仕事をしている自分になりたいと思えたからこそ、今も尚、飲まずに過ごせるのではないでしょうか?
なりたい自分になるためには、数年後の自分に必要のないものを見つけることも大切で、前園さんにとって『なりたい自分』になるためにはお酒は必要なかったということなのでしょうね。
終活やエンディングノートは、なりたい自分になるためのツールであり、失敗したと思ってももう一度やり直すためのツールと考えてもらえればとても嬉しい限りです。ただ、楽しく飲めればお酒って悪いものではないですがね。
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